薬剤師と東京オリンピック
どうも。薬剤師のケンです。
今日は東京オリンピックのお話。
4年に一度のスポーツの祭典。
トップアスリートが国を背負って戦う。どんな国にもどんな人にもそれぞれにドラマがあるでしょう。
出場することに意味があると言われるのもわかりますよね。出場している時点で、その国のトップなのです…。
成績を競い合うだけではなく。
日本の選手にも正々堂々、そして競技も交流も楽しんで、やってもらいたいものです。
おわり…
ませんよ?笑
実は様々な医療スタッフもオリンピックに関わります。
食べ物や環境の変化、無理してしまっての怪我…。小さな傷から大きな病気まで。選手たちにも様々な治療が必要な場面があります。
そしてお薬が関わるところに、薬剤師ありですヽ(・∀・)ノ
みなさんは東京オリンピックの薬剤師。
スポーツファーマシストについて、どれぐらいご存知でしょうか。
スポーツファーマシストについては後日語ることにして。
この度、ある薬剤師さんに、スポーツファーマシストとして東京オリンピックに参加してもらえないかと、依頼が来たそうです。
以下内容です。
ブラック企業?!オリンピックスポーツファーマシストの募集要項がひどすぎる
https://mettagiri.com/black/
スポーツファーマシストの奥谷元哉さんのブログからです。
今日は、ポイントが絞りきれないので今日は要約します。
ボランティアでオリンピックに協力してくれる、薬剤師募集。
スポーツファーマシスト経験ありで、英語ができ輸液調剤可能で10日は最低でも連勤できて。
交通費、協力費無しで働いて欲しい。
という要項が競技大会委員会から来たそうです。
このブログを見てくれた方の中で、この条件を満たす薬剤師さん。どれぐらいいるでしょうか…。
ほぼいないと思います。
スムーズに
輸液調剤できる薬剤師さんが、先ず1/3ぐらいでしょうか。
そのなかで、簡単な英語ができる方が、1/5ぐらいでしょうか?
ここまでで、すごく意識の高い、仕事のできる方なのだということがわかります。
それにスポーツファーマシストという新しい分野に積極的で仕事の一環として行っている…。
もうスーパー薬剤師ですね。公演とか本とか書いたりして欲しい。そういうレベルになってくるかと思います。
その人に無給で10日間働いてください。
という訳です。
ちょっと買い叩きすぎですね。
ボランティアを否定するわけでは無いですが。
あまりに職能を無視しすぎているように思います。
この方は抗議のメールを送ったと、ブログにありました。
もっと薬剤師さんが前に出なきゃわかってもらえないですね…
英語がおぼつかないケンではあまり関係のない話でしたヽ(・∀・)ノ
ではまたー!