新しい服薬の形とは?
どうも、医療ニュース探してたらこんな記事を見つけました。
https://wired.jp/2017/07/24/pillpack-pharmacy-of-the-future/
ー「服薬の常識」と流通を変える次世代型「オンライン調剤薬局」がやってきたー
WIREDの記事からです。
どんな方法で服薬するのが次世代型なのかと言うと。
一包化された薬がロールになっているので、箱から引き出して服用する。
服薬のタイミングはアプリとも同期。
服薬の相談もアプリで可能。
処方箋を自宅から送り。郵便で受け取ると言う方法である。
なーるほど。
確かに薬もおしゃれにパッケージされてるし、アプリなども使って先進的な感じはする。
でも一つ一つのことは、新技術というより既存の技術をパッケージングした感じなのですね。
この記事を読むポイントは二点。
1.アメリカの話だが、アメリカでは薬は必要数の瓶詰めまでしかしてくれない。
一包化なんてしてくれないため、コンプライアンスが著しく悪い方が多かったこと。だから一包化は新しい技術として映ること。
2.日本では窓口での指導を行わなければならないことになってる事。
なので今現在、指導なしで(つまり郵便やメールだけで)薬をやり取りすることは出来ない。こと。
薬をもらう人(特に若い)はなんでそんな法律あるんだ、早く郵送してほしいと思うんじゃないかな。
はっきり言って、この方法にはメリットも大きいと思います。患者さんが今の仕組みに満足できてない事も多いと思うので。
どんどんいろんなことが進化していくので、この方法が肯定される日も近いと思う。
薬をとっとと出せば良いのに!と僕の前で言う人も多いですよ笑
患者さんが、薬剤師と話すこと、薬を薬剤師に診てもらう、という考え方が定着しなければ、
そうなっていってしまうのかなと思います。
このニュースはきっと既得権益がどうのこうのとか言われるんだろうなぁ。
渡すだけじゃない。薬のメリットを最大にする。それも薬剤師の仕事。
ヽ(・∀・)ノ ではまたー